気に入って買った新品のパンプスを履いて出かけたら、靴擦れができてすごく痛かった…なんて経験はありませんか?
もう次は失敗したくない!そんなあなたのために痛くならないパンプスを選ぶコツと、すでに買ってしまったパンプスを日常使いに格上げできるかもしれないテクニックをご紹介させていただきます。

痛くならないパンプスを選ぶコツ
まずはもう失敗しないためのパンプスの選び方をご紹介いたします。
サイズは前後3サイズ履いてみる
服と同じように、メーカーによってサイズ感が違っていることがある靴のサイズ。自分が普段使っているサイズをまずは履いてみて、きつかったり緩かったりに合わせて、最低3サイズは履いてみるようにすることをお勧めします。靴は縦の長さだけでなく横幅のフィット感も大切です。
また、履いてみるだけでなく、店舗を一周する気持ちで10歩以上歩いてみて、一番フィットするものを選びましょう。
自分のつま先に合ったトゥを選ぶ
先の丸っこいラウンドトゥ、先のとがったポインテッドトゥなどパンプスのデザイン。実はつま先によって相性の良さがあります。親指から小指にかけて短くなっていくエジプト型、人差し指が一番長く山を描くようなギリシャ型、足の指の長さがほぼ同じスクエア型。日本人はだいたいこの3パターンに当てはまります。
エジプト型
エジプト型におすすめなのはオブリークトゥパンプスのような足の内側を頂点に包むようなラインを描いたつま先のデザインのパンプスや、ラウンドトゥパンプスのようなつま先の真ん中を頂点に足の指先をカバーするデザインのパンプスがおすすめです。
ギリシャ型
ギリシャ型には先のとがったポインテッドトゥパンプスがおすすめ。長い人差し指を圧迫しません。
スクエア型
スクエア型にはスクエアトゥパンプスがおすすめ。指を圧迫しないので疲れにくく、フォーマルシーンにも使えるデザインです。またオブリークトゥパンプスのような足の内側が頂点になっているデザインも履きやすいです。
手持ちのパンプスも痛くならない!?上手な調節方法
気に入っているけれど靴擦れしてしまって出番の少ないパンプスはありませんか?小さいパンプスは難しいかもしれませんが、少しきつい、少し大きい程度なら、グッズを使えば負担を軽減できますよ。
かかとがぱかぱか脱げてしまう、靴擦れが起きるときには
かかとの部分が緩く、脱げたり、靴擦れしてしまうときには、かかとパッドをつけると隙間を埋めてくれるので脱げにくくなり靴擦れしにくくなります。
また、ストラップをつければかかとが浮いてしまうのをおさえてくれるので同時遣いがおすすめです。
サイズが大きいときには
サイズが少し大きいときは中敷きをつかうと調整できます。革製品は使っているうちになじんで伸びてくるので、そんなときにもおすすめです。
また、クッション性が増すので、疲れにくくなります。
少しきついときには
気持ち窮屈で圧迫感があるときにはシューズストレッチャーがおすすめです。足の形で伸ばすので、靴の形が崩れたり、しわにならないのでおすすめです。
機能性デザイン性を両立させてファッションを楽しみましょう
選ぶコツを覚えて足にフィットする、お気に入りの靴を見つけてくださいね。両方満たすのはなかなか難しいですが、セミオーダーメイドなどのサービスもあるので店員さんと相談しながら足を大切にしながらファッションを楽しんでください。