小顔やダイエット、バストアップにリンパマッサージが話題に上がることがありますが、普通のマッサージとどう違うのか、効果があるのか気になりますよね。
施術の前に正しい知識を身につけましょう。

そもそもリンパとは?
風邪をひいたときにリンパ節が腫れて痛い、なんてことがあったりしますが、そもそもリンパとは何なのでしょうか。
リンパとは、リンパ液と呼ばれる毛細血管から出た液体で、たんぱく質や、脂肪、細菌やウイルス、老廃物を運ぶ役割をしています。そのリンパ液が流れる管を「リンパ管」、リンパ管が合流して太くなる部分を「リンパ節」と呼びます。
リンパ管は身体中に網の目のように張り巡らされており、リンパ節は全身におおよそ800か所あります。
リンパマッサージの仕組み
なぜリンパマッサージが効くと言われているのでしょう。
リンパは心臓の力で流す血液とは違い、ポンプの役割になるものがないのでリンパ管の中をゆっくりとしたスピードで流れています。
リンパ管は非常に細いので、体を動かさない生活や、乱れた食生活などをしていると、リンパ液の流れが悪くなり、老廃物が滞ったままになってしまいます。
これが、むくみや肥満、体の不調につながります。
なので、リンパ管のある皮膚組織に刺激を与えることで、流れを促進させることができます。この流れを促進させるために行うのがリンパマッサージと呼ばれています。
滞った老廃物を流すことで原因が解消されるため、むくみやダイエットに有効なのです。
他にもリラックス効果や、疲労回復、体質改善などの効果も期待できます。
リンパマッサージの注意点
お店やセルフでの施術か可能ですが、いくつか注意点があります。
プロに施術してもらう場合
持病がある方や妊娠など定期的に病院にかかっている方は、必ず医師に相談し、お店にも事前に確認をしましょう。
血流がよくなることで心臓に負担がかかったり、皮膚を刺激されることで皮膚の炎症が起きたりすることがあります。持病のない方も体調がすぐれない時に受けることは避けましょう。
飲酒後の施術は、アルコールが回りやすくなるので厳禁です。
セルフでやる場合
プロに施術してもらう場合の注意点のほかに、正しいやり方でないと、効果がないどころか逆効果になることも。
リンパの流れに逆らってマッサージをしたり、力を入れすぎたりしないことが大切です。入浴後温まった状態や、マッサージ用のオイルやクリームを使うと効果的にできますよ。
正しい方法で効果的にリンパマッサージをしましょう!
いかがだったでしょうか?
ボディーラインやむくみが気になっている方、最近疲れがたまっていると実感している方には、ぜひリンパマッサージを体験して実感していただきたいです。