台風や地震、火山噴火や津波など、様々な自然災害のリスクがある災害大国の日本。
いつ起ころかわからない災害だからこそ、日頃から防災対策の準備をしておくことが大切です。
万が一、自宅が被災してしまった場合は安全な場所に避難することになります。
今回はすぐに持ち出すべきものがセットになっている非常持ち出し袋をご紹介します。
非常持ち出し袋とは?
非常持ち出し袋とは、被災してしまった場合にさっと持ち出して避難できるよう必要なものをまとめた防災グッズです。
セットとして売られているものは持ち出しやすいようリュックにまとめてられているものが多いですね。
非常持ち出し袋の中身
中身はどんな物を用意すればいいのか?非常持ち出し袋の中身の代表的なアイテムを紹介します。
非常持ち出し袋とは別に、自宅避難の際に用意しておくべき最低限の備蓄リストに関しては下記の記事を参考にしてください。

非常食品
軽くてかさばらないものを中心に揃えましょう。
飲料水
飲料水は生きていくのに必要不可欠です。
ただ、あまり重いと持ち歩くのも大変になってしまうので、500mlペットボトル3本程度を必ず入れておきましょう。
非常食
カロリー摂取も欠かせません。乾パンなど保存がきくものや栄養補助食品、アメ・チョコレートなどが便利です。
避難用具
次の必須アイテムは避難用具などのアイテムです。これらのアイテムがあるかないかで乗り切れる確率が段違いになります。
LEDランタン、懐中電灯
大地震のときなどは電気が止まってしまい、暗闇の中を移動することになるので明かりは必要です。
また避難所で生活する際にも役に立ちます。
ラジオ
災害時に情報収集するためにはラジオが欠かせません。インターネットが使えなくなることも考え、スマホのアプリではなく携帯ラジオを用意しておきましょう。
モバイルバッテリーや充電器
ネットが使えなくなる場合もありますが、つながる場合は必要不可欠なスマートフォン。しかしインターネットが使えても充電が切れてしまっては使えませんので充電器を入れておきましょう。
ヘルメット、防災頭巾
安全に避難ができるようヘルメット等を入れておきましょう。災害時は思わぬところから物が落ちてきたり、飛んできたりします。落下物や飛来物から頭を守ります。
衛生用品
避難所生活を想定した衛生用品も必須アイテムです。
簡易トイレ
避難所で仮設トイレがいつ設置されるかわからないので、その間に重宝します。
ウェットティッシュ
衛生面でも役に立ちますが、避難所でお風呂に入れないときにからだを拭いたりもできるので便利です。
マスク
ただでさえ大変な避難所生活ですので、風邪など引いたらさらに辛くなります。予防に必ず持っておきましょう。
その他の必須アイテム
上記のアイテム以外にも必須アイテムがあります。
ホイッスル
万が一、土砂崩れや建物の倒壊などに巻き込まれてしまった場合は身動きが取れず声を出すこともできません。例え声を出せたとしても体力の温存は重要ですので、かんたんに音を出し続けることができるホイッスルは用意しておきましょう。
レインコート
災害時、必ず天気が良いとは限りません。むしろ雨が降っているときのほうが体温を奪われてしまい厄介ですのでレインコートも必須アイテムです。
片手がふさがってしまう傘はオススメしません。
アルミブランケット
レインコートと同様に体温を奪われてしまうのは生死にかかわります。避難所が寒い場合もあるので重宝します。
この記事のまとめ
備えあれば憂いなしとはまさにこのことで、災害は忘れたころに突然、私たちを襲ってきます。
『あのときに用意しておけば…』
と後悔しないよう、できることから防災の準備を進めておきましょう。